このページでは、公立高入学者を選抜するシステムを中心に説明していきます。
出願は、1人につき1校1学科となります。
推薦選抜には、一般推薦選抜と特別推薦選抜の2種類があります。
一般推薦選抜は、すべての学校・学科で実施されます。
特別推薦選抜では、スポーツ・文化活動において秀でた実績(新聞で取り上げられるレベル?)を持つ者が対象となるため、学校・学科は限られてきます。
いずれの推薦選抜も、以下の資料に基づき、各高校が総合的に審査して入学者を選抜します。音楽科および体育科については、面接の他に実技検査も行い、選抜のための資料に反映します。
- ●推薦書
- 所属する中学校校長からの推薦を得る必要があります。
- ●調査書
- いわゆる通信簿。内申書という言い方もします。推薦書を得るためにも、一定以上の成績が必要で、かつ学習態度と生活態度が良好であること。
- ●面接の結果
- 面接の方法は、各学校で異なりますが、受検生が1人ずつ順番に面接を受ける個人面接と、受検生数人が一緒に面接を受ける集団面接の2種類に大別されます。
個人・集団併用型の面接を実施している学校もあります。 - ●課題作文・自己PRカード
- 学校・学科によってどちらか一方を実施します。
課題作文とは、各学校が2〜3題の課題を出題し、その課題について自分の考えを文章でまとめるものです。検査時間は50分程度、字数は1題について200字程度で解答するものです。
自己PRカードとは、中学校時代に学校の内外で取り組んできたことや、高校生活への決意などについて、各学校が設定した設問に答えるものです。検査時間は20分程度、用紙はA4判1枚とし、各項目とも数行程度で答えるものです。
平成21年度推薦選抜(一般推薦・特別推薦)の日程は以下の通り。
| 出願 | 平成21年1月28日(水)〜1月30日(金) |
|---|---|
| 面接日 | 平成21年2月9日(月) |
| 内定通知発送 | 平成21年2月16日(月) |
出願は、原則として1人につき1校1学科となります。ただし、普通科以外の学科がある一部の高校では、第2志望の出願を認めているところもあるので、注意が必要です。
上越学区では以下の学校・学科に出願した場合、同校の他学科を第2志望として出願することが可能です。
- 高田・理数(普通科を第2志望可)
- 上越総合技術・全学科(工業関連の他の系を第2志望可)
- 海洋・全学科(水産関連学科の小学科を第2志望可)
志願変更は1回だけ可能です。ただし、最初の願書締切で定員割れした学科からの志願変更は認められません。
学力検査(いわゆる入試)の教科は、国語・社会・数学・理科・英語の5教科。厳密に言えば、音楽科および体育科については実技検査も行うのですが、上越学区の高校には音楽科や体育科はないので、この点には触れません。
配点は各教科100点ですが、学校・学科によっては特定の教科が傾斜配点(配点が他の教科の倍)の対象になります。上越地区では、高田高校理数科の数学・理科が傾斜配点の対象教科となります。
平成21年度一般選抜の日程は以下の通り。
合格発表は、先の推薦選抜の合格内定者も併せて発表します。
| 出願 | 平成21年2月19日(木)〜2月23日(月) (土曜・日曜は除く) |
|---|---|
| 志願変更 | 平成21年2月25日(水)〜3月2日(月) |
| 学力検査 | 平成21年3月9日(月) |
| 合格発表 | 平成21年3月11日(水)午後 |
調査書中の「各教科の学習の記録」(いわゆる通信簿の5段階評価)の合計と、学力検査の合計をそれぞれ1000点満点に換算し、調査書と学力検査の取り扱い比率によって算出した値を合計して作成した総合得点表が主な資料となります。これに「各教科の学習の記録」以外の調査書記載事項をあわせ、入学者を選抜します。
総合得点の算出方法は以下の(1)〜(3)の通り。ただし、学力検査の得点は傾斜配点なし、実技試験なしのものを紹介しています。
- (1) 調査書と学力検査の得点の合算
- 調査書の得点: 9科目×5点満点×3年間=135点満点
学力検査の得点: 5科目×100点満点=500点満点 - (2) それぞれの得点を1000点満点に換算
- 調査書の得点換算: a=(1000/135)×【調査書の得点】
学力検査の得点換算: b=(1000/500)×【学力検査の得点】 - (3) 調査書と学力検査の比重を掛けて合算
- 調査書と学力検査の比重(以下、配点比重)をA:Bとすると、
【総合得点】=a×A+b×B
注意すべきは、最後の(3)で配点比重の計算があるために、総合得点が受験校によって違ってくる、ということです。
実際に得点算出のシミュレーションをしてみましょう。
- A君(調査書120点・学力検査350点)の場合
- 調査書の得点換算(1000点満点): 888点
学力検査の得点換算(1000点満点): 700点
総合得点(配点比重 5:5): 888点×5+700点×5=7940点
総合得点(配点比重 3:7): 888点×3+700点×7=7564点 - B君(調査書100点・学力検査400点)の場合
- 調査書の得点換算(1000点満点): 740点
学力検査の得点換算(1000点満点): 800点
総合得点(配点比重 5:5): 740点×5+800点×5=7700点
総合得点(配点比重 3:7): 740点×3+800点×7=7820点 - まとめ
- 配点比重 5:5の場合: A君>B君
配点比重 3:7の場合: A君<B君
したがって、受験生が自分の受験する高校の配点比重を知っておくことは、絶対条件となります。




