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新潟県高校入試対策 理科の出題傾向と対策

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新潟県公立高入試・理科の出題傾向と対策を説明していきます。

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平均点の推移

過去5年間の新潟県公立高入試・理科の平均点は以下の通り。

5科目の中では、理科の平均点が最も安定しています。


平成19年度入試・数学の出題概況

大問ごとの平均正答率は、その中の小問単位での正答率の平均を示します。 大問ごとの昨年との正答率の変化は、大問の番号ではなく各単元ごとの正答率で比較しています。

[1] 電流とその利用(正答率40.5% 昨年度-22.2%)
回路を流れる電流を調べる実験についての問題が出題されました。
[2] 天気とその変化(正答率59.1%)
新潟市内の気象観測をもとに、天気の変化についての問題が出題されました。
[3] 物質の成り立ち(正答率63.4% 昨年度-10.7%)
炭酸水素ナトリウムの分解の実験についての問題が出題されました。
[4] 生物同士のつながり(正答率72.5%)
微生物の働きを調べる実験についての問題が出題されました。
[5] 植物の観察と生殖(正答率46.5%)
花粉管が伸びる様子の観察についての問題が出題されました。
[6] 化学変化と質量(正答率58.9%)
化学変化する時の物質の質量の関係についての問題が出題されました。
[7] 地震(正答率58.9%)
地震の観測記録と、地震が発生するメカニズムについての問題が出題されました。
[8] 運動とエネルギー(正答率56.1% 昨年度+11.9%)
物体の運動とエネルギーについて、運動の規則性を問う問題が出題されました。
 
 
 

分野ごとの正答率は、第一分野が51.8(前年比 -6.8ポイント)、第二分野が59.0%(前年比 -4.6ポイント)と、いずれも昨年度と比較して下がっています。
今年度は近年出題されなかった分野からの出題が目立ったため、昨年度との単純比較は難しいかもしれません。


過去5年間の出題内容

出題内容 年度(年号は平成)
15年 16年 17年 18年 19年
第一分野 物質とその変化
気体の発生とその性質
光と音の性質
熱と温度
力・圧力
化学変化と質量
原子と分子
電流と電圧
電力と熱
溶液とその性質
電気分解とイオン
酸とアルカリ・中和
仕事
磁界とその変化
運動とエネルギー
その他
第二分野 植物の種類とその生活
動物の種類とその生活
植物の体のしくみ
動物の体のしくみ
ヒトの体のしくみ
生殖と遺伝
生物の類縁関係と進化
生物どうしのつながり
地球と太陽系
天気の変化
地層と岩石
大地の動き・地震
その他

来年度の予想出題形式

大問数は8で固定。来年度も、各分野からまんべんなく出題される思われます。

問題の順番は原則としてシャッフル。近年の傾向として、大問[1]に地質・天文・気象といった地学は出題されていませんが、これなどは覚えても仕方がありません。

むしろ、どういった単元が新潟県の定番になっているか、ということを覚えることの方が、よっぽど価値があります。
比較的出やすい単元には、以下のようなものがあります。

[第一分野] 電流と電圧
出やすい、というよりは絶対出ると思われる単元その1。
電気回路を題材にして、オームの法則に関する正しい理解を問う問題が出題されると思われます。
[第一分野] 運動とエネルギー
物体の運動に関する問題も、比較的出やすい単元です。
力や圧力との兼ね合いも考えられます。
[第一分野] 気体の発生とその性質
絶対出ると思われる単元その2。
化学実験により発生する気体の種類と、その性質についての問題が中心でしょう。
[第一分野] 化学変化と質量
絶対出ると思われる単元その3。
化学実験により反応前と反応後の質量を比較し、それについて問う問題が中心になるでしょう。
[第二分野] 植物の体のしくみ
絶対出ると思われる単元その4。ただし、細胞のはたらきや光合成のしくみまで出題範囲は幅広く、単純な絞り込みはできません。
[第二分野] ヒトの体のしくみ
消化器系・呼吸器系・神経系など出題範囲が幅広いです。
[第二分野] 地質
地層と岩石、どちらか一方に絞って出題されると思われます。
[第二分野] 天文
太陽の動きか、夜空の星の動きの観測に関する問題構成になるでしょう。
[第二分野] 天気の変化
天気図だけでなく、空気中の水蒸気量などの問題も出題される可能性があります。
 
 
 

合格への対策

ここでは、分野・単元ごとの入試対策を説明していきます。

全体の構成としては「広く浅く」。極度の難問はない代わり、出題範囲が全学年にわたるといった構成が、来年度以降も予想されます。
そのため、単純に「ヤマを張る」のではなく、各分野・単元をまんべんなく学習する姿勢が望まれます。

第一分野・物理

電流と電圧に関する問題は、ほぼ毎年出題されています。今年度のように、磁界との兼ね合いにならないとも限らないので、オームの法則はもちろん、右ねじの法則などもしっかり理解しておきましょう。

物体の運動に関する問題も、定番になりつつあります。「等速直線運動」といった語句の暗記よりも、資料から法則性を読み解く力が問われます。こちらも、類題を多く解くのが学力定着の一番の近道です。
力の向きに関する作図問題については、作用点の位置から理解する必要があります。

光や音の性質、力や圧力についても、基本事項の定着は欠かせません。

第一分野・化学

気体の性質は定番です。題材となる気体の種類は限られているので、それらの気体が空気より重いか軽いか、水に溶けるか溶けないか、においがあるかないか、といった性質を混同せずにしっかり理解することが求められます。

化学変化と質量の問題も、ここ最近は定番です。化学反応前と反応後の質量の変化などがよく題材になりますが、資料が多く与えられている分、「質量保存の法則」を理解した上で、問題をじっくり読めば楽に解けるようになっています。
類題を解いて、問題形式に慣れるのがコツです。

どちらかの大問に化学式の問題が含まれることが多いので、代表的な元素記号を覚えるのはもちろん、式の立て方もマスターすることを心がけましょう。

第二分野・生物

植物の体のしくみに関する問題は定番です。細胞のつくりから光合成のしくみまで、基本事項の幅広い理解が要求されます。

ヒトの体のしくみも、比較的出やすい単元です。前述の通り出題範囲が幅広いので、重要語句とセットでしっかり覚えておきましょう。

ヒト以外の動物に関する問題は若干出にくいようですが、それでも生殖や遺伝に関する問題として出題されることは少なくないので、弱点を残さないことが肝心です。

第二分野・地学

もっとも出やすいのが天気に関する問題。天気図・水蒸気量・前線など、単独で出題されるか総合問題として出題されるかは不明ですが、これも他の単元同様、取りこぼしなく学習し、総合的な理解を目指しましょう。

今年度は、地質としては7年ぶりに地震が出題されました。近年、地質といえば地層か火成岩のどちらかしか出題されていなかったので、これなどは「弱点を残すな」という好例でしょう。

天文に関しては、教科書に掲載されている基本事項だけでなく、冥王星が惑星の定義から外された(現在の分類上では「準惑星」)という時事問題との兼ね合わせが重要になってきます。

その他

第一分野・第二分野に関係なく、実験器具の扱いに関する問題も、よく出題されます。理科という教科の根幹をなす部分なので、これも取りこぼさないことが肝心です。


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