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なぜ誇りが必要なのか(2006/07/18)

サッカーW杯が終わりました。今回のドイツ大会は4年前の日韓共同大会にもまして国中がサッカー一色になったようで、テレビの視聴率も日本が対戦した試合は50%を超えていた由でした。
また、ジーコジャパンとしては今回最後となった対ブラジル戦敗北のあと、中田選手がピッチ上に仰向けになり、交換したブラジル選手のユニフォームで、溢れる涙を拭っていたシーンはあまりに印象的でした。

Hide's Mail 2006/07/03は翌7月4日の新聞にその全文が掲載されていましたが、改めて彼のメールを読んで、やはりスゴイと思いました。何がスゴイかといえば、サッカーのスキルも体力も精神力もさることながら、言葉の使い方に尽きます。

彼の「人生とは旅であり、旅とは人生である」に始まるメッセージを、朝日新聞の天声人語では芭蕉の「月日は百代の過客にして、行きかふ年もまた旅人なり」の書き出しで紹介していました。
以下のくだりは、彼のメッセージで私が一番気に入った箇所です。

これまで抱き続けてきた“誇り”は、これからも俺の人生の基盤になるだろうし、自信になると思う。でもこれは、みんなからの“声”があったからこそ守ることが出来たものだと思う。
みんなの声を胸に、誇りを失わずに生きていく。

私は彼に久々の日本のサムライ魂をみる思いがしました。
なぜなら私自身、35年間の塾経営を通して何度も挫折しそうになった時、精神的支柱となったのが、やはりヒデと同じ“自分への誇り”であったからです。勿論、家内を初めとする家族の励ましや援助、友人の援助も大きいものでした。しかし、やはり一番は「俺は総合的な英語指導においては誰にも負けない」という“誇り”でした。

私が近年、一部の生徒さんに「ん?」と首を傾げたくなるのは、この自己への誇りのなさです。バブル崩壊のせいもあるかもしれませんが、彼らを教育する立場の大人のほうが、その誇りの拠り所を見失ったことが原因ではないでしょうか。

しかし、今日までの私たち日本人の祖先は偉大であったし、今日の若者世代もまた素晴らしいと思います。

今や“カワイイ”は世界の先進国では国際語になっているとの由ですし、今の若者のファッションは大学時代4ヶ月ほど遊んだヨーロッパの街々で出会ったお嬢さんのファッションを凌いでいる……と私の目には映っています。

近年、国際化の波がどっと押し寄せてきています。
生徒の皆さんが将来国際人になろうと思うのであれば、まず自分に自信をつけること。そのためには地道な努力、とりわけ徹底した基礎の反復が大切だと思います。それなくしての未知への旅は、その広がりの大きさやスピードの速さなど、あまりにもリスクが大きい、といわなければなりません。

(『まるく通信88号』より一部抜粋・加筆修正)

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